FX×AIアシスタント|1日の流れで使えるプロンプト10選
はじめに
「AIでFXトレードを効率化したい…」
そう思って調べてみたものの、プロンプトが多すぎてどれを使えばいいかわからない。 そんな経験、ありませんか?
この記事では、FXトレーダーの「1日の流れ」に沿って使えるプロンプトを10個に厳選しました。
- 朝起きたら → 相場チェック
- エントリー前 → ロット計算、ルール確認
- トレード後 → 振り返り
こんな感じで、「いつ・何を使えばいいか」が一目でわかる構成になっています。
全部使う必要はありません。 まずは1つだけ、自分のトレードに取り入れてみてください。
AIアシスタントって何?
この記事でいう「AIアシスタント」とは、ChatGPTやClaude、GeminiなどのAIをあなたの分析アシスタントとして使うことです。
AIにできること:
- 情報の整理・要約
- 計算(ロット数、リスク管理など)
- ルールの言語化・チェック
- 振り返りのサポート
AIにできないこと:
- 未来の予測(「明日ドル円は上がる?」には答えられません)
- あなたの代わりに判断すること
つまり、AIは「優秀な秘書」であって「トレーダー」ではありません。 判断するのは、あくまであなた自身です。
1日の流れ
朝(5分) → 相場チェック・ニュース確認
エントリー前 → ロット計算・ルール確認・計画
トレード中 → テクニカル分析
トレード後 → 振り返り
困ったとき → 用語解説
プロンプト一覧と出力イメージ
本記事で紹介する10個のプロンプトです。 「AIに送ると、こんな感じで返ってくる」というイメージをつかんでください。
朝|相場チェック・ニュース確認
① 今日の相場チェック秘書 今日の重要イベント・注意点を整理してくれます。
AIアシスタントの出力例:
1. 今日の重要イベント
- 22:30 米国雇用統計(影響度:S)
- 24:00 ISM製造業景況指数(影響度:A)
2. 現在の相場環境
- ドル円は上昇トレンド継続中
- 意識される価格帯:155.00円(サポート)、156.50円(レジスタンス)
3. 今日の注意点
- 雇用統計発表前後は急変動に注意。発表後30分はエントリーを避けるのが無難です。
② ニュース要約秘書 経済ニュースの重要度を判定してくれます。
AIアシスタントの出力例:
【A:今日影響あり】
- FRB議長が「利下げは慎重に判断」と発言 → ドル買いの材料。ドル円は上昇圧力がかかりやすい
【B:数日後に影響】
- 日銀、次回会合で政策修正の可能性を示唆
【C:影響小】
- 欧州PMI、予想並みの結果
エントリー前|判断の補助
③ ロット計算秘書 適正なロット数を自動計算してくれます。
AIアシスタントの出力例:
適正ロット数:0.1ロット(1,000通貨)
【計算式】
- 許容損失額:10万円 × 2% = 2,000円
- 1pipsあたりの損失:2,000円 ÷ 20pips = 100円
- 適正ロット:100円 ÷ 100円(1,000通貨で1pips=100円)= 0.1ロット
このロットなら、損切りになっても2,000円の損失で済みます。
④ トレード計画秘書 エントリー前の壁打ち相手になってくれます。
AIアシスタントの出力例:
注意すべきリスク要因:
- 急上昇後は調整の下落が起きやすいです
- 今日22:30に米国雇用統計の発表があります
アドバイス:
- 発表前のエントリーは避け、発表後の方向感が出てからの方が安全です
- どうしても入りたい場合は、ロットを通常の半分以下に抑えることをおすすめします
⑤ マイルール作成秘書 曖昧なルールをチェックリスト化してくれます。
AIアシスタントの出力例:
エントリー前チェックリスト:
- ☐ 今日、重要指標の前後30分ではないか? → Yes / No
- ☐ 日足の方向は明確か? → Yes / No
- ☐ エントリー方向は日足と同じか? → Yes / No
- ☐ 損切り価格を数値で決めたか? → Yes / No
- ☐ 今日の負け回数は2回未満か? → Yes / No
すべてYesならエントリーOK。1つでもNoがあれば見送り。
⑥ エントリー前チェック秘書 ルール違反がないか判定してくれます。
AIアシスタントの出力例:
各項目の判定:
- ✅ 重要指標の前後30分ではない
- ✅ 日足の方向は上昇で明確
- ✅ エントリー方向は買い(日足と一致)
- ✅ 損切り価格:154.80円で設定済み
- ❌ 今日の負け回数:2回(ルールでは2回未満)
総合判定:見送り推奨
2連敗後のエントリーはルール違反です。今日はここで終了し、明日に備えましょう。
トレード中|分析サポート
⑦ テクニカル分析秘書 チャート画像を分析してくれます。
AIアシスタントの出力例:
現在のトレンド:上昇トレンド
意識されそうな価格帯:
- レジスタンス:156.50円(直近高値)
- サポート:155.00円(過去の押し目)、154.50円(トレンドライン)
分析コメント:
- 155.00円で反発すれば押し目買いのチャンス
- 154.50円を下抜けるとトレンド転換の可能性
トレード後|振り返り
⑧ 振り返り秘書(1トレード版) トレードを採点・フィードバックしてくれます。
AIアシスタントの出力例:
総合採点:75点
良かった点:
- 押し目買いという明確な根拠があった
- 損切りを事前に設定していた
改善点:
- エントリー理由が「押し目買い」だけでは曖昧。どの時間足で、どのラインで反発したかまで記録するとベター
次回への申し送り:
- エントリー時に「どのラインで反発したか」をメモする習慣をつけましょう
⑨ 振り返り秘書(CSV版) 複数トレードをまとめて分析してくれます。
AIアシスタントの出力例:
週間サマリー(5トレード)
- 勝率:60%(3勝2敗)
- 平均利益:+2,500円 / 平均損失:-1,800円
- リスクリワード:1.39
傾向分析:
- 午前中のトレードは3戦3勝、午後は2戦2敗
- 連勝後に大きなロットを張って負けるパターンあり
改善提案:
- 午後のトレードを減らし、午前中に集中してみては?
困ったとき|いつでも使える
⑩ 用語解説秘書 FX用語をわかりやすく解説してくれます。
AIアシスタントの出力例:
「pips」とは?
1. 小学生でもわかる説明
- 為替レートの「最小の動き」を数える単位です
- ドル円なら、0.01円(1銭)= 1pips
2. 具体例
- 150.00円 → 150.10円に動いたら「10pips動いた」
- 150.00円 → 149.80円に動いたら「20pips下がった」
3. 実践で気をつけるポイント
- 損益計算で必須の単位。「何pips取れた」「何pipsで損切り」と使います
使い方(3ステップ)
- コピペ → テンプレをAIにコピペ
- 穴埋め → 「◯◯」の部分を自分の数字に変える
- 確認 → 出力を確認して使う
これだけです。
ここから先は、各プロンプトの詳細テンプレートと使い方のコツを解説します。
朝|今日の準備(5分)
朝のルーティンとして使うプロンプトです。 トレードを始める前に、今日の相場環境を把握しておきましょう。
① 今日の相場チェック秘書
何をしてくれる?
毎朝これを送るだけで、今日トレードする上で知っておくべき情報をまとめてくれます。
テンプレ(コピペOK)
Web検索を用いて、今日の◯◯(通貨ペア)トレードに必要な情報をまとめてください。
【出力フォーマット】
1. 今日の重要イベント・経済指標(時間・内容・影響度S/A/B)
2. 現在の相場環境(トレンド方向、意識されそうな価格帯)
3. 今日の注意点(1〜2行でシンプルに)
使い方のコツ
- 「◯◯」に通貨ペアを入れるだけ(例:ドル円、ユーロドル)
- 日付は入力不要。AIが自動で今日の情報を出力
- 影響度SやAのイベントがある時間帯はエントリーを避ける
- 時間がないときは「今日の注意点」だけ読めばOK
影響度の目安
- S(最重要):FOMC、雇用統計、CPI、日銀会合など → 初心者は取引を避ける
- A(重要):GDP、PMI、重要な要人発言など → 注意が必要
- B(影響小):マイナー指標 → 基本的に気にしなくてOK
② ニュース要約秘書
何をしてくれる?
経済ニュースの重要度を判定して、トレードへの影響をわかりやすく説明してくれます。
テンプレ(コピペOK)
以下のニュースを、トレード初心者向けに要約してください。
重要度をA(今日影響あり)/B(数日後に影響)/C(影響小)で分けて、
Aだけ詳しく、B・Cは1行で説明してください。
ニュース本文:
<ここにニュース記事をコピペ>
使い方のコツ
- A判定だけ読めばOK。B・Cは無視しても大丈夫
- 「FRB」「日銀」「雇用統計」「CPI」などのキーワードが出たら要チェック
- 複数のニュースをまとめて貼り付けてもOK
エントリー前|判断の補助
エントリーボタンを押す前に使うプロンプトです。 感情的なトレードを防ぎ、ルールに従った判断をサポートします。
③ ロット計算秘書
FXで一番怖いのは「ロットを間違えて、一瞬で資金が溶ける」こと。 このプロンプトだけでも使えば、その失敗を防げます。
何をしてくれる?
口座残高と「何%までなら負けてOK」を指定するだけで、適正なロット数を自動計算してくれます。
テンプレ(コピペOK)
次の条件で、ドル円の適正ロット数を計算してください:
・口座残高:◯◯円
・1回のトレードで負けてもいい割合:◯◯%
・損切り幅:◯◯pips
計算式も含めて、初心者にわかりやすく説明してください。
使い方のコツ
- 「負けてもいい割合」は2%以内が鉄則(1%ならさらに安全)
- 毎回使えば、感情的に大きなロットを張る失敗を防げる
- 損切り幅が決まってからエントリーする習慣がつく
具体例
入力:口座残高10万円、負けてもいい割合2%、損切り幅20pips
→ AIアシスタント:「0.1ロット(1,000通貨)が適正です。計算:10万円×2%=2,000円÷20pips÷100円=1,000通貨」
④ トレード計画秘書
何をしてくれる?
「このトレード、本当に大丈夫?」と客観的に壁打ちしてくれます。 感情的なエントリーを防ぐための「最終確認」として使います。
テンプレ(コピペOK)
私は現在、[通貨ペア:例 ドル円]の[ポジション:例 買い]を検討しています。
理由は[根拠:例 チャートが上昇トレンドに見えるから]です。
このトレードを行うにあたり、注意すべきリスク要因や、
チェックしておくべき経済指標があればアドバイスしてください。
使い方のコツ
- エントリーボタンを押す前の最終確認として使う
- 「なんとなく上がりそう」を言語化する訓練になる
- AIの指摘を見て「やっぱりやめとこう」と判断できれば、それも成功
具体例
入力:「ドル円が急上昇したので、買いで追いかけたい」
→ AIアシスタント:「急上昇後は調整の下落が起きやすいです。今日14:00に米国CPIの発表があります。発表待ちでエントリーを見送るか、小さなロットで試すのが無難です」
⑤ マイルール作成秘書
初回に1度使えばOK。ルールを追加・変更したいときに再度使います。
何をしてくれる?
あなたの曖昧なトレードルールを、Yes/Noで判定できるチェックリストに変換してくれます。
テンプレ(コピペOK)
私のトレードルールを整理して、エントリー前に確認できるチェックリストを作ってください。
【私のルール(箇条書きでOK)】
・◯◯
・◯◯
・◯◯
【出力フォーマット】
1. ルールの整理(曖昧な部分を具体的な条件に変換)
2. エントリー前チェックリスト(Yes/Noで答えられる形式)
3. このルールで防げる失敗パターン
使い方のコツ
- 最初は「なんとなくこうしてる」レベルでOK。AIが具体化してくれる
- 出力されたチェックリストは保存しておく(⑥で使う)
- 週次レビューで「ルール違反してたな」と気づいたら更新
ルールが思いつかない人へ
「過去の失敗から逆算する」と見つかりやすいです。
- 大きく負けたとき、何が原因だった?
- 「やらなきゃよかった」と思ったトレードは?
- 後悔したパターンは?
例:
- 「指標発表で急変動に巻き込まれた」→ ルール:重要指標の前後2時間はエントリーしない
- 「熱くなって取り返そうとした」→ ルール:2連敗したらその日は終了
⑥ エントリー前チェック秘書
何をしてくれる?
⑤で作ったチェックリストとエントリー内容を照合し、「今エントリーしていいか」を判定してくれます。
テンプレ(コピペOK)
以下のチェックリストと、今のエントリー予定を照合して、エントリーしてOKか判定してください。
足りない情報は明示してください。
【マイルール・チェックリスト】
☐ (ここに自分のルールを入れる)
☐ (ここに自分のルールを入れる)
☐ (ここに自分のルールを入れる)
【今のエントリー予定】
・通貨ペア:◯◯
・方向:買い / 売り
・今日の負け回数:◯回
・損切り設定:◯◯
【出力フォーマット】
1. 各項目の判定(✅ or ❌)
2. 総合判定(エントリーOK / 見送り推奨)
3. 補足コメント(1〜2行)
使い方のコツ
- チェックリスト部分は、⑤で作ったものをコピペ
- 「今のエントリー予定」だけ毎回書き換える
- 「見送り推奨」が出たら、本当に見送る勇気を持つ(これが一番大事)
トレード中|分析サポート
⑦ テクニカル分析秘書
何をしてくれる?
チャート画像を見せると、トレンドやサポート・レジスタンスラインを分析してくれます。
テンプレ(コピペOK)
このチャート画像をテクニカル分析してください。
現在のトレンド(上昇・下降・レンジ)の判断と、
意識されそうな「サポートライン(下値支持線)」と「レジスタンスライン(上値抵抗線)」が
どのあたりに引けそうか教えてください。
使い方のコツ
- チャートのスクリーンショットを撮って、AIに送る
- 自分で引いたラインが正しいか、答え合わせとして使える
- 「なんとなく」を言語化してくれるので、復習・記録に便利
注意点
- 画像認識に対応したAIが必要(ChatGPT Plus、Claude、Geminiなど)
- AIの分析は参考情報です。最終判断は自分で行ってください
トレード後|振り返り
トレードが終わったら振り返り。これをやるかやらないかで、成長速度が大きく変わります。
⑧ 振り返り秘書(1トレード版)
何をしてくれる?
6項目を入力すると、トレードを採点してフィードバックしてくれます。
テンプレ(コピペOK)
以下のトレードを採点して、振り返りレポートを作成してください。
【トレード内容】
・通貨ペア:◯◯
・方向:買い / 売り
・エントリー価格:◯◯円
・決済価格:◯◯円
・損益:◯◯円
・エントリー理由:◯◯
【出力フォーマット】
1. 総合採点(100点満点)と採点理由
2. 良かった点
3. 改善点
4. 次回への申し送り(1つだけ、具体的に)
使い方のコツ
- 「エントリー理由」は正直に書くほど精度が上がる(「なんとなく」でもOK)
- 損益がプラスでも改善点は出る。勝ちトレードこそ振り返りが大事
- 「次回への申し送り」を翌日のトレード前に見返すと効果的
⑨ 振り返り秘書(CSV版)
何をしてくれる?
複数トレードをまとめて分析。週次・月次レビューに使います。
テンプレ(コピペOK)
添付したファイルは、私のトレード履歴です。
このデータを分析して、振り返りレポートを作成してください。
【出力フォーマット】
1. 総合採点(100点満点)と採点理由
2. 良かった点
3. 改善点
4. 次回への申し送り(1つだけ、具体的に)
使い方のコツ
- MT4/MT5のトレード履歴をエクスポートしてそのまま使える
- 週末にまとめて振り返りたい人におすすめ
- 「自分のクセ」「繰り返している失敗」が見える
困ったとき|いつでも使える
⑩ 用語解説秘書
何をしてくれる?
FX用語を「小学生でもわかる説明」から「実践での使い方」まで、段階的に教えてくれます。
テンプレ(コピペOK)
FX用語「◯◯」を教えてください。
■ 前提
- 私のレベル:初心者
- 知りたい理由:実際のトレードで使いたい
■ 説明してほしいこと
1. 小学生でもわかる説明
2. 実際のチャートや取引での使われ方(具体的な数字で)
3. 関連する用語との違い
4. 実践で気をつけるポイント
使い方のコツ
- 「◯◯」に入る用語例:「スプレッド」「スワップポイント」「レバレッジ」「pips」など
- 本や動画でわからなかった用語を、その場で質問できる
- 「違い」も聞けるので、似た用語の混乱を防げる(例:「指値と逆指値の違い」)
詳細解説
各プロンプトをさらに使いこなすためのヒントや、よくある疑問への回答をまとめました。
【詳細解説】相場チェック秘書・ニュース要約秘書
AIの限界について
このプロンプトは便利ですが、AIには限界があります。
- リアルタイムの価格情報を正確に把握できない場合がある
- 最新ニュースを取得できないAIもある
- 経済指標の時間がズレている可能性もゼロではない
AIの出力は「参考情報」として使い、最終確認は自分で行いましょう。
「今日はトレードしない」という判断
影響度SやAが複数ある日は「見送り」が正解のことも多いです。
- FOMC + CPIが同日 → 高確率で荒れる(両方ともS級)
- 雇用統計の日 → 発表前後は予測不能(S級)
「トレードしない」も立派なトレード判断です。 無理に毎日トレードする必要はありません。
情報を見すぎて動けなくなる問題
情報収集に時間をかけすぎると、逆に判断が鈍ります。
対処法:
- 「今日の注意点」だけ読めば最低限OK
- 情報収集は5分まで。それ以上はチャートを見る時間に使う
- 迷ったらエントリーしない(迷い=根拠が弱い証拠)
カスタマイズ例
「もっと詳しく知りたい」場合:
今日のドル円トレードに必要な情報をまとめてください。
特に、FOMCの市場予想と、結果がどう動くかのシナリオも教えてください。
「シンプルにしたい」場合:
今日のドル円、注意すべきイベントと時間だけ教えてください。
「複数通貨ペアをまとめてチェックしたい」場合:
今日のドル円・ユーロドル・ポンド円のトレードに必要な情報をまとめてください。
通貨ペアごとに分けて出力してください。
【詳細解説】ロット計算秘書
なぜ2%ルールなのか?
「1回のトレードで負けていい金額は資金の2%以内」というのは、プロトレーダーの間でも広く使われているリスク管理の基本です。
- 2%なら、10連敗しても資金の約82%が残る
- 5%だと、10連敗で資金が約60%に
- 10%だと、10連敗で資金が約35%に…
連敗は必ず起きます。 そのときに資金が残っているかどうかが、生き残れるかの分かれ目です。
カスタマイズ例
「複数ポジションを持つ場合」:
次の条件で、ドル円の適正ロット数を計算してください:
・口座残高:◯◯円
・1回のトレードで負けてもいい割合:1%
・損切り幅:◯◯pips
・同時に持つポジション数:最大3つ
3ポジション合計でも資金の3%以内に収まるよう計算してください。
【詳細解説】マイルール作成秘書
ルールの「育て方」
最初から完璧なルールは作れません。
- ステップ1:まず3〜5個のルールで始める
- ステップ2:1〜2週間トレードしてみる
- ステップ3:週次レビューで「守れなかったルール」「足りなかったルール」を確認
- ステップ4:ルールを追加・修正
この繰り返しで、自分に合ったルールが育っていきます。
ルール更新のタイミング
- 週次レビュー後(「これが足りなかった」と気づいたとき)
- 大きな失敗をしたとき(同じ失敗を防ぐルールを追加)
- 環境が変わったとき(トレードスタイルの変更など)
ただし、頻繁に変えすぎるのもNG。最低1〜2週間は同じルールで試してから判断しましょう。
ルールの例(参考)
トレンド
- 日足の方向と同じ方向のみエントリー
時間帯
- 重要指標の前後2時間はエントリーしない
- 東京時間(9:00-15:00)はレンジになりやすいので見送り
損切り
- エントリーと同時に損切り注文を入れる
- 損切り幅は20pips以内
ロット
- 1回の損失は資金の2%以内
メンタル
- 2連敗したらその日は終了
- 金曜夜はポジションを持ち越さない
カスタマイズ例
「スキャルピング用に調整したい」場合:
私のルールをスキャルピング向けに調整してください。
短時間での判断に使えるチェックリストにしてください。
「メンタル管理に重点を置きたい」場合:
私のトレードルールを整理して、チェックリストを作ってください。
特にメンタル面(感情的なトレードを防ぐ)を重視したルールにしてください。
【詳細解説】エントリー前チェック秘書
チェックリストを保存する方法
毎回コピペするのが面倒な人向けの実践的な保存方法:
AIにチェックリストを覚えさせる
- ChatGPT:「カスタム指示」機能
- Claude:「プロジェクト」機能
- チェックリストを事前に登録しておけば、毎回コピペ不要
「見送り推奨」が出たときの心理
AIに「見送り推奨」と言われると、こんな気持ちになりがちです:
- 「今回だけは大丈夫かも」
- 「AIが間違ってるかも」
- 「チャンスを逃したくない」
でも、ここが一番大事なポイントです。
ルール違反でエントリーして勝っても、それは「たまたま」です。 再現性がなく、長期的には必ず損失につながります。
「見送り推奨」が出たら、本当に見送る。 この習慣こそが、トレーダーとしての成長を加速させます。
よくあるルール違反パターン
1. 「今回だけ特別」 → 特別な理由があるときほど危険。ルールは例外なく守る
2. 「もう少しで戻りそう」 → 損切りルールを破る典型。損切りは機械的に
3. 「チャンスを逃したくない」 → FOMO(乗り遅れ恐怖)。チャンスは毎日ある
4. 「取り返したい」 → リベンジトレード。連敗ルールで防ぐ
ルールを破りたくなったときの対処法
- 一度席を立つ(5分でいいので離れる)
- 「このトレード、ルール通りか?」と声に出す
- AIに今の状況とエントリーしたい理由を説明してみる(言語化することで冷静になれる)
- 「破ったらどうなるか」を思い出す(過去の失敗)
ルールを破りたくなるのは普通のこと。 大事なのは「破らない仕組み」を作ることです。
【詳細解説】振り返り秘書
なぜ6項目なのか?
最小限で最大の振り返り効果を出すために設計しています。
客観的な事実(後から見返すときに必須):
- 通貨ペア / 方向 / エントリー価格 / 決済価格 / 損益
一番大事な項目:
- エントリー理由 → 理由を言語化することで再現性が生まれる
「そのときの感情」は入れていません。 感情記録は有効ですが、毎回書くのは面倒で続かないからです。 本当に必要な人は、自分で項目を追加してください。
採点基準について
AIは主に以下の観点で採点しています:
- 根拠の明確さ(なぜエントリーしたか説明できるか)
- リスク管理(損切りを設定したか、ロットは適切か)
- ルール遵守(一貫した判断ができているか)
- 再現性(同じ状況で同じ判断ができるか)
損益(結果)は重視していません。 プロセスが正しければ、結果は後からついてきます。
「負けたのに高得点」もあり得ます。 逆に「勝ったのに低得点」もあります。
出力結果の活用法
- 「次回への申し送り」を翌日見返す → 朝のルーティンに組み込む
- 改善点が溜まったら、マイルールに追加 → 「◯◯をルール化したほうがいい」と気づいたらすぐ反映
- 週次レビューに使う → 1週間分の振り返りを見返して傾向を掴む
CSV版の使いどころ
1トレード版との違い:
- 1トレード版:個別のトレードの良し悪しを見る
- CSV版:複数トレードのパターンや傾向を見る
CSV版では「自分のクセ」が見えてきます:
- 3連勝後に必ず調子に乗って負けている
- 午前中のトレードは勝率が高いが、午後は低い
- 損切り幅が一定でなく、感情で変えている
こうした「パターン」は、1トレードずつでは見えません。
カスタマイズ例
「統計データも出してほしい」場合:
添付したファイルは、私のトレード履歴です。
このデータを分析して、振り返りレポートを作成してください。
【追加で出力してほしい統計】
- 勝率
- 平均利益と平均損失
- リスクリワードレシオ
- 最大連勝・最大連敗
「時間帯別の分析がほしい」場合:
添付したファイルは、私のトレード履歴です。
特に「時間帯別の勝率」を分析し、
どの時間帯のトレードが有効で、どの時間帯を避けるべきか教えてください。
【詳細解説】テクニカル分析秘書
チャート画像を送るコツ
- 画像は大きめに、見やすい状態で
- 時間足を明記する(「これは1時間足です」など)
- 気になるポイントがあれば具体的に質問する
カスタマイズ例
「エントリーポイントも教えてほしい」場合:
このチャート画像をテクニカル分析してください。
現在のトレンドと、意識されそうなサポート・レジスタンスラインを教えてください。
また、買いエントリーするならどの価格帯が良さそうかも教えてください。
「複数の時間足で分析してほしい」場合:
以下の3枚のチャート画像(日足・4時間足・1時間足)を分析して、
マルチタイムフレーム分析の結果を教えてください。
よくある質問(FAQ)
使い方全般について
Q. 毎日全部使わないとダメですか?
A. いいえ、全部使う必要はありません。
- 最低限:③ロット計算秘書だけでもOK
- 理想:朝の①②+エントリー前の③④+振り返りの⑧
- 週1回:⑨CSV版で振り返る
「続けられる範囲」で使うのが一番大事です。 無理して全部やろうとすると続きません。
Q. どのAIツールを使えばいいですか?
A. 以下のツールで動作確認済みです。
おすすめ:
- ChatGPT(GPT-4以上推奨)
- Claude(有料版推奨)
- Gemini
ポイント:
- 無料版でも使えますが、回数制限があります
- ファイルアップロード機能は無料版では制限あり(⑨CSV版で必要)
- 「今日の相場チェック」は検索機能があるAIが便利
Q. スマホでも使えますか?
A. はい、使えます。
- ChatGPTアプリ or Claudeアプリを使用
- プロンプトはメモアプリにコピペして保存
ただし、ファイルのアップロードはPCの方が便利です。
技術的な質問
Q. AIの回答が期待と違います
A. 以下を試してください。
- プロンプトを具体的に:「詳しく」「シンプルに」など要望を追加
- 情報を追加:AIに判断材料を増やす
- 再度質問:「もう少し詳しく」「別の視点で」と追加で聞く
AIは完璧ではありません。何度かやり取りして精度を上げましょう。
Q. チャート画像をAIに送る方法は?
A. 画像をアップロードして、質問と一緒に送信するだけです。
手順:
- チャートのスクリーンショットを撮る
- AIのチャット画面で画像をアップロード(クリップアイコンや画像ボタン)
- 質問文と一緒に送信
注意点:
- 画像認識に対応したAIが必要(ChatGPT Plus、Claude、Geminiなど)
- 無料版では画像アップロードが制限されている場合があります
- AIの分析は参考情報です。最終判断は自分で
Q. ファイルがうまくアップロードできません
A. 以下を確認してください。
- ファイル形式:CSV、Excel、HTMLなど対応形式か
- 文字コード:UTF-8で保存されているか
- ファイルサイズ:大きすぎないか
それでもダメな場合は、必要な部分だけコピペして直接入力してください。
トレードに関する質問
Q. 初心者でも使えますか?
A. はい、むしろ初心者こそ使うべきです。
- ルール作りのサポート
- 感情的なトレードの防止
- 振り返りの習慣化
ただし「AIに任せればOK」ではありません。 最終判断は必ず自分で行ってください。
Q. このプロンプトを使えば勝てるようになりますか?
A. プロンプトだけで勝てるようにはなりません。
このプロンプトができること:
- 情報分析の効率化
- ルール遵守のサポート
- 振り返りの質を上げる
勝つために必要なのは:
- 正しい知識とスキル
- 一貫したルールの実行
- 継続的な改善
プロンプトは「サポート役」です。主役はあなたです。
Q. AIの判定が間違っていることはありますか?
A. あります。
AIは以下の理由で間違えることがあります:
- リアルタイムの価格情報がない
- チャートを見られない(画像を送らない場合)
- 最新ニュースを取得できない場合がある
必ず自分でも確認してください。 AIの出力は「参考情報」として使い、最終判断は自分で。
Q. チェックリストに従ったのに負けた
A. ルールを守って負けるのは正しいプロセスです。
1回1回の勝ち負けより、長期的な期待値が大事です。 ルールを守り続ければ、勝率は安定してきます。
逆に「ルールを破って勝った」は危険信号。 それは再現性のない「まぐれ」です。
Q. 負けたのに高得点なのはなぜ?
A. 振り返り秘書は「プロセス」を評価しています。
- 根拠を持ってエントリーしたか
- リスク管理ができていたか
- ルールを守れたか
結果(損益)が悪くても、プロセスが正しければ高得点になります。 逆に、勝っても「なんとなくエントリー」なら低得点です。
Q. 他の投資(株、仮想通貨)でも使えますか?
A. 基本的な考え方は使えます。
ただし:
- 経済指標の部分は各市場に合わせて調整が必要
- 「通貨ペア」を「銘柄」に読み替える
- 市場の特性に応じてルールをカスタマイズ
プロンプトはFX向けに最適化されていますが、他の投資でも応用可能です。
Q. プロンプトの出力が長すぎる/短すぎる
A. プロンプトに「出力の長さ」を指定してください。
短くしたい場合:
簡潔に、箇条書きで3つ以内にまとめてください。
長くしたい場合:
詳しく、具体例を交えて説明してください。
注意事項
AIの予測は参考情報です
AIは過去のデータや理論に基づいて分析・予測を行います。 ただし、相場の未来を100%当てることはできません。
最終判断は必ず自分で
AIの分析が的外れになることもあります。 経済指標の時間、価格情報なども誤っている可能性があります。
「AIがOKと言ったから」で判断してはいけません。 最終的な判断と責任は、すべて自分にあります。
これは投資助言ではありません
本記事で紹介するプロンプトは、情報整理や学習をサポートするツールです。 特定の売買を推奨するものではありません。
投資判断は自己責任で行ってください。 本記事の内容により生じた損失について、著者は一切の責任を負いません。
おわりに
AIアシスタントは、あなたの「優秀なアシスタント」になれます。 でも、決断を下すのはあなた自身です。
秘書に情報整理を任せて、あなたは「判断」に集中する。 この使い方ができれば、トレードの質は確実に上がっていきます。
全部使う必要はありません。 まずは1つだけ、今日から試してみてください。
おすすめは「③ロット計算秘書」。 これだけでも、資金管理の意識が変わりますよ。